1951年、兵庫県宍粟市生まれる。
高校時代の1967年に現代美術作家に入門。また、京都国立近代美術館でマルセル盗難事件の数日前に観たロートレック展のロートレックの筆致の素晴らしさに感動する。
大阪芸術大学在学中は大阪万博・松下館の天井装飾の工事や大劇アルバイトサロンのボーイ、阿倍野区にあるアポロビル地下のパールでのバーテンや朝日放送のケーブルマンなど30種類ほどのアルバイトに明け暮れる。合間に当時は絶対的な地位にあったビートルズの似顔絵をひたすら描いて過ごす。
株式会社資生堂では宣伝部制作室にグラフィックデザイナーとして配属。資生堂ではエリクシール、リバイタル、UVホワイト、香水、クレ・ド・ポー、デパート全般などにおける広告制作物(グラフィック・ポップ類・TVCM)のデザイナー、ディレクターとして企画および制作に携わる。資生堂時代、パリの出張時には必ず一日はオルセー美術館のゴッホとゴーギャンの部屋で開館から閉館まで過ごして色を目に焼き付ける。
入社当時、宣伝部制作室長の水野卓史から日本画の夜学での勉強と10万枚のクロッキーを命ぜられる。40年かけてやっと3万枚のクロッキーを描く。
1991年に設立したジョーズでは、大塚製薬のザ・カルシウム、ワナナイト、ホット・ポー、ネイチャーメードなどの新発売プロモーションをデザイナー、ディレクターとして企画および制作に携わる。また、大鵬薬品工業のチオビタドリンク、チオビタドリンク2000、マイルーラなどのプロモーション広告をデザイナー、ディレクターとして企画および制作、チオビタドリンク1000、チオビタドリンク2000、チオビタドリンク・ヘルシー、ソルマックS、ポリカイン、ペレックストローチなどのパッケージデザインをデザイナー、ディレクターとして企画および制作をする。
千葉県庁「チバザポーク」のロゴマークやアクアラインのロゴマークを制作
事務所を立ち上げた時から集英社やマガジンハウス、宝島社などからの挿し絵の仕事や本格的な絵の勉強を始める。特にゴーギャンの模写に心血を注ぎ、筆使いや塗りの技術を学ぶ。